はじめに
こんにちは!
この記事では元魚屋の私、どすこいカーニバルが魚屋時代に得た経験をもとに、
魚屋やスーパーなどでの筋子の選び方のコツやおすすめの種類をご紹介します。
この記事で筋子の買い方の参考になればと思います。それではレッツゴー!
※本記事は筆者の個人的な感想を含んでいます。
感想は主観的なものであり、他の方の評価とは異なる場合があります。
ご了承いただいた上でお読みいただければ幸いです。
鮭の種類と特徴を知ろう!
鮭は馴染み深い魚ですが、鮭にもいろいろな種類があることをご存知でしょうか?
特に筋子は、鮭の種類によって大きく変わります。
スーパーやお店で筋子を買うときに、鮭の種類を見分けることができれば、
自分の好みに合ったものを選ぶことができます。
では、鮭の種類と特徴を見ていきましょう。 鮭には主に4つの種類があります。
紅鮭(べにざけ):紅子(べにこ)
紅鮭は、鮭の中でも脂が多く、味が濃厚な種類です。
紅鮭は、筋子にすると粒が小さくなりますが、癖が少なくて食べやすいです。
主に筋子で販売されています。
銀鮭(ぎんざけ):銀子(ぎんこ)
銀鮭は鮭の中でも粒が大きく、ふっくらしている種類です。
銀鮭は、筋子にすると、粒が大きくてぷりぷりしています。
味に癖があるので好みが分かれるかもしれません。
こちらも主に筋子で販売されています。
白鮭(しろさけ)
白鮭は、鮭の中でも粒が大きく、ふっくらしている種類です。
白鮭は筋子にすると銀鮭と同じように、粒が大きくてぷりぷりしています。
おもに醤油筋子やイクラで販売されています。
鱒(ます):鱒子(ますこ)
鱒は、鮭の仲間で、粒が大きくてふっくらしている種類です。
白鮭より少し小さいですが、粒が大きくてぷりぷりしています。
鱒の筋子は、醤油筋子やイクラで販売されています。
鮭の種類と特徴を知ることで、 筋子の味や見た目の違いがわかります。
自分の好きな鮭の種類を見つけて、 美味しく食べてください!
筋子の味付けの違いと特徴を知ろう!
筋子は鮭の卵を加工した食品ですが、 味付けによって塩筋子と醤油筋子の2種類があります。
塩筋子と醤油筋子はどちらも美味しいですが、味や見た目、食べ方などが異なります。
筋子の味付けの違いと特徴を知ることで、 自分の好みに合ったものを選ぶことができます。
では、筋子の味付けの違いと特徴を見ていきましょう。
塩筋子
塩筋子は、鮭の卵に塩を加えて漬け込んだものです。
塩筋子は塩味が強くて、しょっぱいものもあります。
塩筋子は、北海道や東北地方などでよく食べられています。
塩筋子は、紅鮭や銀鮭、トラウトサーモンなどの鮭の種類によっても味が変わります。
自分の好きな鮭の種類の塩筋子を探してみてください。
醤油筋子
醤油筋子は、鮭の卵に醤油と砂糖などで味付けしたものです。
白鮭の醤油筋子は粒が大きく、逆に鱒の醤油筋子は少し粒が小さいです。
醤油筋子は、関東や関西地方などでよく食べられています。
醤油筋子は、白鮭や鱒などの鮭の種類によっても味が変わります。
自分の好きな鮭の種類の醤油筋子を探してみてください。
粕漬けの筋子
粕漬けの筋子は、塩筋子に酒粕で味付けしたものです。
一部の地域では販売しているところもありますが、一般的にはあまり見かけません。
粕漬けの筋子は、鮭の種類によっても味が変わりますが、紅鮭で作られることが多いです。
粕漬けの筋子は珍しい味付けの筋子なので、 一度試してみると新しい発見があるかもしれません。
筋子の味付けの違いと特徴を知ることで、 筋子の味や見た目の違いがわかります。
自分の好きな味付けの筋子を見つけて、 美味しく食べてください!
筋子の等級と品質を知ろう!
筋子は鮭の卵を加工した食品ですが、 筋子には等級と品質という2つの基準があります。
等級は筋子の粒の大きさを表していて、品質は筋子の鮮度や味を表しています。
等級と品質によって、筋子の価格やおいしさが変わります。
等級と品質を知ることで、自分の好みや予算に合ったものを選ぶことができます。
では、筋子の等級と品質を見ていきましょう。
塩筋子の等級
塩筋子には1等から5等までの等級があります。
等級は筋子の粒の大きさを表していて、1等が最も大きく、 5等が最も小さいです。
等級は味には影響しませんので、 好きな粒の大きさで選んで大丈夫です。
一般的なスーパーでは4等や5等の筋子が多く売られていますが、
魚類スーパーや魚屋さんでは1等や2等の筋子も見かけることがあります。
自分の好きな鮭の種類の塩筋子を探してみてください。
醤油筋子の品質
醤油筋子には等級はありませんが、品質の目安になる㊕マークがあります。
㊕マークは筋子の鮮度や味を表していて、 1つから3つまで付いています。
㊕マークが多いほど、筋子の品質が高いとされています。
品質が高いほど、筋子の価格も高くなります。
㊕マークはメーカーによって基準が異なるので、 絶対的なものではありませんが、
選ぶ指標の1つとして覚えておくと良いです。
一般的なスーパーでは㊕マークのない筋子や1㊕マークの筋子が多く売られていますが、
魚類スーパーや魚屋さんでは2㊕マークや3㊕マークの筋子も見かけることがあります。
自分の好きな鮭の種類の醤油筋子を探してみてください。
塩筋子のタイプと特徴を知ろう!
塩筋子は鮭の卵に塩を加えて漬け込んだものですが、
切れ子、ブラック、ソフトというタイプがあります。
塩筋子のタイプは筋子の形や色、食感などによって分けられています。
タイプによって、塩筋子の価格やおいしさが変わります。
タイプと特徴を知ることで、自分の好みや予算に合ったものを選ぶことができます。
では、塩筋子のタイプと特徴を見ていきましょう。
切れ子 (きれこ)
切れ子とは、文字通り途中で切れてしまっている筋子のことを指します。
切れ子は1本物の筋子よりも形が悪いので、本来なら価値が下がり値段が下がるものですが、
現在は1本物と同じ相場での販売が多いです。切れ子は、食べたい量で選ぶと良いです。
切れ子は紅鮭や銀鮭、トラウトサーモンなどの鮭の種類によっても味が変わります。
切れ子は、一般的なスーパーでもよく見かけることができます。
ブラック (くろこ)
ブラックとは、やたらと黒い筋子のことを指します。
筋子の色が黒くなる原因は不明ですが、 味には影響がないと言われています。
ブラックは形が比較的しっかりしているので、 値段よりお得に食べることができます。
ブラックは紅鮭や銀鮭、トラウトサーモンなどの鮭の種類によっても味が変わります。
ブラックは魚類スーパーや魚屋さんで見かけることがあります。
魚屋でブラックの筋子を見つけたら、「これはブラックの筋子ですか?」と聞くと、
目利きができる方と認められてお値引きしてくれるかもしれません。
ソフト (そふと)
ソフトとは、なんかベチョっとしている筋子のことを指します。
筋子の粒が崩れやすくて、 食感が悪くしょっぱいものが多いです。
ソフトは値段は比較的安いですが、 食べるのは避けたほうが無難です。
ソフトは、一般的なスーパーでも見かけることができます。
ただし、ソフトの筋子は粕漬けの筋子にすると食べやすくなると言われています。
粕漬けの筋子は酒粕で味付けしたもので、ソフトの筋子の食感を改善することができます。
自作で粕漬けの筋子を作るときは、ソフトの筋子を買うのがおすすめです。
塩筋子のタイプと特徴を知ることで、 塩筋子の形や色、食感の違いがわかります。
自分の好みや予算に合ったものを選んで、 美味しく食べてください!
塩筋子と醤油筋子の違いとおすすめの種類
塩筋子と醤油筋子はどちらも鮭の卵を加工した食品ですが、味や特徴が異なります。
塩筋子は塩漬けにしたもので、醤油筋子は醤油と食塩などで味付けしたものです。
塩筋子は北海道や東北地方などでよく食べられており、
醤油筋子は関東や関西地方などで人気があります。
では、どちらがおいしいのでしょうか?
答えは好みによりますが、ここでは塩筋子と醤油筋子のそれぞれのおすすめの種類を紹介します。
塩筋子のおすすめ
塩筋子の中でも、紅鮭の塩筋子がおすすめです。
紅鮭は鮭の中でも脂が多く、味が濃厚です。
粒は小さい方になりますが、癖が少なくて食べやすいです。
新物の時期には、脂がのってさらにおいしくなります。
紅鮭の塩筋子は、ご飯やおにぎりに合わせるのはもちろん、 そのまま食べても美味しいです。
もう一つのおすすめは、トラウトサーモン(養殖ニジマス)の塩筋子です。
トラウトサーモンは、紅鮭よりも高価ですが、味に癖がなくて非常に食べやすいです。
粒も大きくてぷりぷりしています。
トラウトサーモンの塩筋子は、紅鮭の塩筋子と同じように、
ご飯やおにぎりに合わせるのはもちろん、そのまま食べても美味しいです。
塩筋子は、関東や関西地方ではあまり見かけないかもしれませんが、
一度試してみると、醤油筋子とは違った魅力があります。ぜひ、塩筋子を食べてみてください!
醤油筋子のおすすめ
醤油筋子の中でも、鱒子の醤油筋子がおすすめです。
紅鮭に比べると粒が大きくて少しふっくらしています。
醤油筋子にすると醤油の味がしっかりと染み込んでコクがあります。
鱒子の醤油筋子は、ご飯やおにぎりに合わせるのはもちろん、そのまま食べても美味しいです。
もう一つのおすすめは、白鮭の醤油筋子です。
白鮭は、鮭の中でも粒が大きくてふっくらしています。
醤油筋子にすると鱒子と同じように、醤油の味がしっかりと染み込んでコクがあります。
白鮭の醤油筋子は、鱒子の醤油筋子と同じように、ご飯やおにぎりに合わせるのはもちろん、
そのまま食べても美味しいです。
醤油筋子は、紅鮭や銀鮭などの他の種類もありますが、
醤油の味に負けてしまって、あまりおすすめしません。
でも好みは人それぞれなので、色々な種類を試してみてください!
まとめ:魚を買うなら、魚専門のスーパーや魚屋さんがおすすめです!
魚の目利きをするには、お店の人とのコミュニケーションが大切です。
普通のスーパーでは、魚に詳しい人がいないことが多く、
質問しても答えてもらえないことがあります。
そうなると、自分の求める魚を見つけるのは難しくなります。
なので、魚の知識が豊富な人が多くいるであろう
魚専門のスーパーや魚屋さんで買い物をするのが、満足度の高い選択になります。
特に高級な筋子を探しているなら、普通のスーパーでは扱っていないことがほとんどですので、
魚屋さんなどに行くことをおすすめします。
ただし、普通のスーパーも見逃さないようにしましょう。
たまに、とてもお得な魚介類が見つかることもあります。
特に地元に密着したスーパーは、こまめにチェックしておくといいです。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
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