ああ、イカのおつまみってなんて罪な存在なんだろう。
一日の終わりに自宅で飲む一杯。
それに寄り添うおつまみが「イカ」だった時、ふと体が軽くなったことはありませんか?
口に広がる、旨み・塩気・ときどきピリ辛。
噛みしめるほどに味が深まり、グラスが進み心がほどける。
──イカは、酒好きにとって特別な相棒です。
特に「塩辛」「明太」「キムチ」の3種は、それぞれ異なる個性を持ち、飽きることがありません。
今日はこの3つの“イカつまみ”の魅力を熱く、でもやさしく、語らせてください。
あなたの冷蔵庫にも、この“幸せの小鉢”たちが加わりますように。
【その1】しょっぱ旨さがクセになる。酒飲みの定番「イカ塩辛」
イカ塩辛とは?
新鮮なスルメイカの身とワタ(内臓)を塩漬けし、熟成発酵させたおつまみです。
日本酒や焼酎と合わせると、まさに「大人のマリアージュ」。
その魅力は、“クセになる深い塩気”と“発酵の旨み”。
まろやかさを感じるものから、ピリッとした個性派まで、味の幅も豊かです。
「疲れた身体にしょっぱいものが欲しい…」という夜、自然と手が伸びる存在ですね。
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まずは一口。
すると、ワタの旨みが舌にまとわりつくように広がります。
「塩辛い」の一言では収まらない、奥行きのある味わいにきっと驚くはずです。
【その2】ピリ辛×プチプチ感?!中毒性が高めな「イカ明太」
イカ明太とは?
細く刻んだイカに、明太子(辛子明太子)をたっぷり和えた逸品。
イカのコリコリ感と明太子のプチプチ感が、たまらない食感のハーモニーがあります。
「辛すぎず、けれど後を引く」そんな絶妙な味加減。
冷酒にも、キリッとしたハイボールにもよく合います。
一口食べるたび、「あっ、これは止まらない…」と心の声が漏れるはずです。
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「今日は少しピリ辛なものが欲しい」と思ったら、ぜひこれを。
ごはんにのせても美味ですが、おつまみにするならそのままで。
お酒と一緒に、ゆっくり、味わってみてください。
【3】甘辛+にんにく。「イカキムチ」は癒しのパンチ系
イカキムチとは?
韓国風キムチと細切りイカを和えた、食欲全開系おつまみ。
甘辛くてピリリとした刺激、にんにくの香りも食欲をそそります。
焼酎やマッコリとの相性はもちろんのこと、意外とビールにもハマる万能選手。
キムチ特有の味に、思わず「くぅ~!」と声が漏れることも。
冷ややっこにのせたり、ご飯のお供にしたり、使い方もいろいろあります。
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少し疲れが溜まってきた夜、ビールと一緒にこのイカキムチを。
味も香りも刺激的。きっと一口目から、やる気スイッチが切り替わります。
その一口が、明日をちょっとラクにするかもしれません。
ここ最近は忙しい毎日。
とくに30代以降になると、体も心も理由もなくちょっと疲れてしまいます。
そんな時、少しでも「今日はいい一日だったな」と思える時間をつくってくれるのが、晩酌とおつまみ。
そこに、好きな“イカのおつまみ”がいてくれたら、それだけでほんの少し救われる気がしませんか?
塩辛のしょっぱさも、明太のピリ辛も、キムチのパンチも、全部“癒し”なのだと思います。
一口ごとにホッとできて、自然と肩の力が抜けて軽くリラックス。
その日の疲れは、その日のうちに。
イカのおつまみと一緒に、ちょっとだけ自分をいたわる時間を作っていきたいですね。