はっけよい!「どすかに」こと、どすこい かーにばるです!気になる話、2本目は「目に良い魚介類」!最近はスマホやパソコン、ゲームなどで目を酷使しますよね。単純に目を休めるだけでなく食でしかも魚介類の中で目に良いものを調べてみました。元魚屋の「どすかに」が気ままに目に良い魚介類について思ったことを話していきます。
目に良い栄養素を含む魚介類
早速ですが、目に良い栄養素を含む魚介類を紹介します。今回注目した栄養素は、主にビタミンA、ビタミンE、オメガ3脂肪酸(DHA・EPA)、亜鉛、ルテイン、ゼアキサンチンなどで、網膜の健康や視力維持に役立つとされています。
サバ
サバは真サバとごまサバが一般的です。サバを無難に買うならノルウェー産の真サバを買うのが失敗が少なくてオススメです。国産の真サバを買う時は、大きいサイズのものを買うとより良いと思います。
ごまサバは真サバに比べてサッパリしているので、しめ鯖などのサバの脂が仇になるような料理を作る際に買うのがオススメになります。
栄養素
オメガ3脂肪酸(DHA・EPA)、ビタミンA、ビタミンE
効果
網膜の保護、ドライアイの予防、血流改善による眼精疲労軽減
イワシ
マイワシ、カタクチイワシ、ウルメイワシが一般的です。その時その時でお買い品を手に入れるのが良いかと思います。個人的にはサイズが小さめの方が好きですが、ここは好みだと感じてます。
栄養素
オメガ3脂肪酸、ビタミンA、亜鉛
効果
網膜の健康維持、夜盲症予防
サンマ
秋といえばサンマ!と言いますが、冷凍サンマも流通していますので最近は1年中、販売されていたりします。サンマの選び方は目が充血してない、身が折れていないものを選ぶのが無難です。他にも目利き的なものはありますが、こだわりすぎても良くないと個人的には感じます。
栄養素
オメガ3脂肪酸、ビタミンA
効果
視細胞の保護、目の乾燥予防
マグロ (特に目玉)
マグロの目玉は好き嫌いがあると思うので言及は控えます。マグロの種類はキハダ・ビンナガ(ビンチョウ)・メバチ・クロマグロ(本マグロ)を覚えて頂ければまずはOKです。ミナミマグロもありますが、大体メバチあたりの感覚でいてくれると良いと思います。買う時はメバチやクロマグロあたりが無難です。
栄養素
オメガ3脂肪酸、ビタミンA、ビタミンE
効果
網膜の健康維持、酸化ストレス軽減
サーモン (鮭)
サーモンあとはトラウトも含まれます。サーモンの方が栄養素の含有率の関係でより目に良いですが、トラウトでも大丈夫です。サーモンはチリ産・ノルウェー産が主ですが、特に意識せず購入して問題ないと思います。強いて気をつける点としては、生食用のサーモンと加熱用のサーモンがあるので間違えないように注意してください。
栄養素
オメガ3脂肪酸、ビタミンA、ビタミンE
効果
網膜保護、黄斑変性症のリスク軽減
カツオ
カツオは初ガツオと戻りガツオを覚えておくのがいいと思います。初ガツオはあっさりした味わいが特徴になります。戻りガツオは脂がのって濃厚な味わいが楽しめます。より目に良いのは戻りガツオの方ですが、初ガツオ・戻りガツオどちらも味わうのが最良だと感じます。
栄養素
オメガ3脂肪酸、ビタミンA
効果
目の血流改善、視力維持
アジ
アジは真アジ・マルアジ・メアジ・シマアジ・ムロアジがあります。真アジ・マルアジがポピュラーかなと思います。真アジは金アジや黒アジなどの別称もあります。アジの旬は4月~7月あたりですが、冬のアジも脂が乗ってオススメです。
栄養素
オメガ3脂肪酸、ビタミンA
効果
網膜の健康、眼精疲労軽減
ウナギ
夏バテ防止でおなじみの魚だと思います。国産のウナギが個人的にオススメですが、リーズナブルに買うとなると中国産のウナギに軍配があがります。産地での栄養素の違いはほぼありませんので、自分の財布と相談して購入するのが良いと思います。
栄養素
ビタミンA、ビタミンE、亜鉛
効果
夜盲症予防、目の粘膜保護
イカ
スルメイカ・剣先イカ・ヤリイカ・アオリイカ・紋甲イカ・ホタルイカなどがあります。イカは鮮度が良いものを買うのがオススメになります。お店によっては真イカの表記がありますが、地域によってスメイカだったり剣先イカだったりコウイカだったりします。
栄養素
亜鉛、ビタミンE、タウリン
効果
目の疲れ軽減、網膜の健康維持
タコ
タコは主に真ダコと水ダコとイイダコを覚えれば大体だいじょうぶだと思います。真ダコより水ダコのほうが身が柔らかいので好みで選ぶのが良い感じです。真ダコが冬が旬、水ダコが夏が旬になります。
栄養素
亜鉛、タウリン
効果
目の血流改善、視神経の保護
エビ
赤エビ・甘エビ・シマエビ・ボタンエビ・伊勢エビ・車エビなどの種類があります。赤エビがリーズナブルに食べれるのでこだわりがないのなら赤エビで大丈夫だと思います。エビフライとかの揚げ物の場合はバナメイエビ・ブラックタイガーあたりがオススメです。
栄養素
亜鉛、アスタキサンチン
効果
抗酸化作用による網膜保護
カキ (牡蠣)
真牡蠣と岩牡蠣があります。真牡蠣が9月~4月が旬で、岩牡蠣が6月~10月が旬になります。その時々の旬な牡蠣を頂くのが良い思いますが、加熱用なんかは冷凍で販売されているので気にしなくても問題はないです。
栄養素
亜鉛、ビタミンA、タウリン
効果
網膜の健康、視力維持
ホタテ
ホタテの旬は5月~8月と12月~3月になります。ホタテは商品で選ぶと良いです。殻付きの生食用・冷凍ホタテ貝柱・ボイルホタテ・ベビーホタテなどあります。少し値段が張りますが、ホタテ貝柱を買うのが色々な料理に使えてオススメです。サラダなどに使う場合はベビーホタテが最適な場合があります。
栄養素
亜鉛、タウリン
効果
目の疲れ軽減、視神経の保護
シジミ
シジミは旬が2回あります。7月下旬あたりの土用シジミと1~3月上旬あたりの寒シジミの2回です。旬の時期が美味しく食べれると思います。個人的には佃煮も好きなので合わせて食べて欲しいです。
栄養素
亜鉛、タウリン
効果
目の血流改善、疲れ目予防
アサリ
アサリの旬は3月~5月と9月~10月の2回あります。でも大体は冷凍アサリで購入される方がほとんどだと思います。むきアサリは大変便利な商品ですが、すでに加熱されている商品が多いのでそこから加熱すると固くなりがちなので注意が必要です。
栄養素
亜鉛、タウリン
効果
目の健康維持、視力サポート
目に良い魚介類 まとめ
目に良い魚介類は思ったより多くて驚きました。ここでは上げてませんがブリや太刀魚、アナゴなんかも目に良いみたいです。ただ、評価軸が刺身が前提なので熱を通す料理になるとまた変わってくると感じました。
目を酷使する昨今、魚介類を食べて少しでも目を労わっていきましょう!
以上!どすかにの気になる話でした!ごっつぁんでした!